「イボ」のお話
患者さんに時折、こんな質問をいただきます。
ひと口にイボと言っても、実はいろいろな種類があります。
年齢や性別でかかりやすさがあるという一面もあります。
イボは大きく分けて二通りのタイプがあります。
ウイルス感染してできるイボ
紫外線や加齢が原因でできるイボ
前者のイボはウイルス性イボと総称され、5種類のイボが確認されています。
子どもから大人まで、罹患する可能性は高いです。
後者のイボは2種類が確認されており、中高年から高齢者に発症します。
イボのタイプと特徴
ウイルス性イボ
紫外線や加齢によるイボ
「ウオノメ」のお話
体重の重い大人が、足などに負担をかけることで発症する症状です。
体の小さい子供にはあまり発症しないと言われています。
子どもにウオノメができたと連れてこられる場合、
その多くはウイルス性のイボと診断されます。
ウオノメだと思い込んで親御さんが削ってしまう…
見分けは難しいので、何もせず皮膚科の受診が望ましいです。
摩擦や圧迫が原因で手足の表面が硬くなり、
角質が皮膚の内側まで侵食し、ウオノメとなります。
硬い角質が神経を圧迫するため痛みを伴います。
ウオノメはメスで削ることで、2~3ヶ月は痛みから解放されます。
横割皮ふ科クリニック院長は、この治療に多くの経験と実績を持ちます。
安心してご相談下さい。
「巻き爪」のお話
爪の端が内側に巻き込んだ、爪の変形です。
フチが爪の下や周りの皮膚を傷つけやすく、細菌感染も起こしやすい部位の為、炎症や痛みになります。
よく似た状態に陥入爪(かんにゅうそう)があります。
皮膚に刺さっているか、痛みがあるかなどで区別できますが、稀に併発していることもあります。
原因は何ですか?
生まれついての爪の生え方でなってしまう方もいます。
また爪に厚みがなく、薄く柔らかい方はなりやすい体質と言えるでしょう。
後天性の場合、ほとんどが足に合わない靴の着用です。
ハイヒールや先細のお洒落な靴は爪の大敵かもしれません。
時々あるご相談は、つま先に重いものを落としてしまった、
あるいは長距離の歩行が原因と思われる巻き爪です。
巻き爪は無理やり爪切りなどで切り取っても、治癒は期待できません。
むしろそこから細菌感染して膿んでしまい、大変な思いをされる方もいます。
つま先が痛いなと感じたら、まずは皮膚科を受診しましょう。
適切な診断と処置が、一番早く治す方法です。
治療法にはいくつかの種類があります。
横割皮ふ科クリニックでは化学薬品で処理する方法を用います。
薬品処理は怖いとおっしゃる方は遠慮なくお申し出ください。
そのほかの治療法を行っている医院などをご紹介いたします。
診察を受けたからそこの治療法を受けいれるしかない、ということはありません。
患者さんは選択できます。どうぞ気軽にお申し出ください。
このほか横割皮ふ科クリニックは
さまざまな皮膚の悩みに対応しております。
皮膚炎
熱傷(やけど)
蕁麻疹(じんましん)
水虫
にきび
金属アレルギー
頭シラミ
帯状疱疹
怪我や外傷
虫刺され
湿疹やかぶれ
にきび
しみ
円形脱毛症
口内炎
など